2008年05月22日

国内HIV感染者、エイズ患者数


厚生労働省のエイズ動向委員会は、昨年に国内で新たに判明したHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者、エイズ患者が過去最多の計1500人にのぼったと20日に発表しました。新規HIV感染者は、前年比130人増の1082人、新規エイズ患者数は、同12人増の418人で、年間のHIV感染・エイズ患者数が1000人を超えるのは4年連続です。

感染者は東京を中心とする関東に加え、関西や東海などの大都市での増加傾向が見られ、献血者10万人当たりのHIV陽性者数も2.065人で過去最高を記録しています。献血では、関西の大都市で陽性者率が高かったとのことです。

感染者を年齢別でみると、20〜30代の増加が目立ち、40代も増加しています。感染者の約95%が男性で、感染経路で最も多かったのは同性間の性的接触が729人、異性間の性的接触が221人となっています。ただ、実際の絶対数は男女それほど変わらないのではと個人的には思っています。ゲイコミュニティではHIV/エイズに対する意識が高く、検査を受ける方も多いと思います。一方で女性の方は、HIV/エイズに対する当事者意識が薄く、検査を受けていない人がほとんだと思います。

日本は衛生状態もいいですし、個々の栄養状態もいいのでHIVに感染していてもエイズを発症するまで10年程かかるといわれています。ですから、感染していても気づいていない人が多いのではと想像できます。実際の陽性者数がどの程度あるのか、公表された数の4〜5倍あるのではとも言われていますが、明確になってはいません。

厚生労働省は地域の実情に応じた対策が望まれるとしていますが、じゃ〜なにをすればいいのか具体的に言ってもらいたいですし、そのための予算計上をしっかりしてもらいたいと思います。HIV/エイズに関してはどんどん予算を減らされているような気もしますし、右肩上がりに増えている割にはマスコミにこのことが紹介されることもほとんどありません。私を含めHIV/エイズに関わる人ひとりひとりの地道な活動はもちろん大切ですが、厚生労働省自らが、もっと広報活動を強化してマスコミにのるようなプッシュ活動も必要だと思います。

厚生労働省の皆さんは多忙な中頑張っていると思いますが、その点の営業活動をどうぞよろしくお願い致します。期待していますよ〜!

(M記)
posted by ケーシーズ at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | HIV/エイズ関連記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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