エイズウイルス(HIV)に感染した陽性者と、周りの陰性者が無意識につくる「見えない壁」を壊そうと、大阪で来場者参加型の展示が行われています。
活動の名称は「+―=○(ぷらすまいなすいこーるまる)」。陽性者(プラス)と陰性者(マイナス)でつくる任意団体「イコールパートナープロジェクト」の取り組みで「お互いに協力しあえる『○』な社会」になるよう思いを込めたということです。
プロジェクトは、
☆MISSION 1:“invisible wall”〜見えない壁を壊す〜
☆MISSION 2:“respective circle”〜それぞれを尊重しあう〜
☆MISSION 3:“equal partner”〜対等の協力者として〜
という3つのキーワードをMISSIONとして、 HIV陽性者、陰性者お互いに自分たちのために協力しあえる社会(コミュニティ)を目指しているようです。
団体は、大阪のHIV関連施設を拠点に活動し、2007年には展示内容を含む手紙形式の冊子を作成し、そのころから参加型展示も本格的にやり始めました。
会場には数メートルにわたる紙があり、それに陽性者とその周りの声が展示されています。来場者も感じたことを自由に書き込め、インタラクティブな展示となっています。
代表の山鳥通さんは「来場者が書くことによって、「ひとごと」から一歩踏み込んでもらえる」と話していますが、いいアイディアだと思います。
昨年、日本エイズ学会が大阪で開催されました。その時に大阪でHIV/エイズの啓発活動しているNPOの人達とも話をする機会がありましたが、みなさん地道に頑張っていました。このプロジェクトも大阪発です。知識を教えることも大切ですが、当事者の声というのがとても伝承力をもちますので、他地域でもひろがるといいな〜と思います。
(M記)
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