2009年01月13日

日本相撲協会の研修会

昨年の末に、日本相撲協会が研修会を行い、「コンドームを使え」「横断歩道は青信号になって渡ること」という通達をだしたというニュースが流れました。

研修会そのものは、ロシア人力士の大麻問題など、、相撲界にまつわる悪いイメージを払拭(ふっしょく)するのが目的だったようですが、力士が一番興味を示したテーマが「性感染症について」だったようです。

ビデオを使って、分かりやすく説明したとのことですが、「奥さんとする以外は必ずコンドームを使ってください」と無防備なSEXを慎むよう指導したという点が気になりました。

それ以前に「奥さんと以外はSEXすべきでない」という批判をうけそうな言い回しですが、コンドームは奥さんでも使う必要があるモノですよね。
家族計画の避妊で用いることがいちばん多いと思います。
ただ、性感染症という意味でコンドームの使用を指導したというなら、例えば奥さんがあるいは旦那さんが必ず性感染症に罹っていないということが前提となります。

では、夫婦間で性感染症の検査をした人がどれくらいいるでしょうか?多くの方はしていないと思います。
女性の場合は、子宮頸ガンの検査というのもあるので経験者もいるかと思いますが、男性の場合は症状が出てこない限り検査を受ける人はほとんどいないと思います。

そう考えると、「奥さんとする以外は必ずコンドームを使ってください」ではなくて、「性感染症の検査をキチンと受けましょう!そして予防法をキチンと把握しましょう!」じゃないかな〜と思います。自分が相手から感染するだけではなく、自分が相手に感染させる場合もあるわけです。
「奥さんとする以外は必ずコンドームを使ってください」という言葉には、「鬼は外」的なものを感じますし当事者意識が低いと思うのですが。

HIV/エイズの感染は、多くは信頼するパートナーから感染しています。以前あったような(今もある?)不特定多数と遊びまくっているから感染するという誤解はもう捨てるべきです。
HIV感染は症状がでるまでに10年ほどかかります。ですから自分が気がつかないうちに感染し、そして感染させることがあるのです。

「コンドームを使ってください」というメッセージは大賛成ですが、検査もキチンと受けて下さい。これも同じように大切なことだと思います。

(M記)
posted by ケーシーズ at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | HIV/エイズ関連記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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