「性の健康」教育を35年続けてきたカナダ在住のメグ・ヒックリングさんが来日し、11月末から関西、九州などで子ども向けのワークショップや性教育の指導者研修を行ったという記事を読みました。
メグさんは99年から毎年、日本のNPOの求めに応じて来日するようになり、今年で10年目です。先入観のない3、4歳から性の知識を子どもたちに教えることを推奨しています。
兵庫県宝塚市であった小学校低学年向けのワークショップでは、「科学者はみんなが『気持ち悪い〜』と思うことを、『なるほど、おもしろい』と言うんですよと、性器の名称から性交、出産までを小学生を対象にさらりと説明しました。
メグさんは元看護師で、性感染症にかかっても、恥ずかしさや無知から病院に行かず死ぬ人たちを見て、74年から活動を始めたといいます。科学的に体の健康や安全を説明するのが特徴で、「大人も子どもも『科学』を取り入れると、ホッとして性の話ができる」と話しています。
5歳児から性教育が浸透しているカナダでは、高校で性交渉を経験する生徒の割合は減っているといいます。「カナダでは高校卒業時、7割の子に性経験がない。知識があるほど軽々しくはしなくなる」とメグさんは強調します。
知識があるほど初体験の年齢が高くなるというのは、スエーデンでもそうでしたし、WHOや国連も同じように発表していたと思います。いわゆる、包括的性教育の優位性だと思います。
今の日本では、性交渉開始の低年齢化が指摘されています。この原因はいろいろあると思いますが、性教育の不備がその1つとしてあるかもしれませんね。
(M記)
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